オーラソーマを習っていた時に過去でも未来でもなく”今”を生きる。この言葉によく触れていたな~と、昨日ご紹介したお二方の本を読んでいて思い出しました。

その言葉は僕の失敗は記憶にあまり残りませんがそのことで悲しむ気持ちは減ってきました。なぜなら、大事なのは過去ではなく今をどのように生きようとしているかだと気づいたからです。

※東田直樹さん「跳びはねる思考」より

毎日を自然体で生きるよう心がけるだけ

※篠田桃紅さん「103歳になってわかったこと」より

かつての私は、失敗や後悔、人と比べて落ち込むこと…などその経験値から未来を予測して行動してしまいがちでした。

その中には恐れが働き、本当にしたい気持ちに蓋をしてなるべく失敗がないと思える安全であろう道を選択して歩む。

では、果たしてそれが私にとって絶対的な道であったのか…

そうであればその道を歩み続けていたと思うのですが、違ったのですよね。

その合図は”違和感”。

心のどこかにずっと引っかかりがあってその答えがどこかにあると思って探してみたけれど、どこにも無い…。というか腑に落ちることが起きない…。

そんな繰り返しをしていたある日、”自分に嘘をついていた”という思いが湧きあがり、そこから”偽りの自分=人から求められる自分像”を勝手にイメージして演じていたのでは?という思いにちょっと恥ずかしくなりました。

だれに頼まれたわけでもないのに周りの目が怖かったり自分を変える勇気が持てなかったり…

そのように心の声を無視していたことは自分だけではなく結局のことろ遠回しに人を傷つけることにもなることを感じ、自分と調和をはかれなければ本当の意味で人と調和をはかれないと強く思いました。

幸いにして演じていたであろう自分が、元々持っている性質にも通じていたようで周りにとっては今と違和感は無いらしく(笑)ただ”心のありよう”だけなんだと思いました。

なので、私の葛藤は滑稽な一人芝居。

今の捉え方、見方がちょっと変わっただけで過去の出来事も違う形に見え、過去にとらわれずに未来を歩めるようになる。そんな気がします。

そしてこの”今”と思っている瞬間も瞬時に過去になる。

なので『どのように生きいかに自然体でいられるか』この言葉を大切にして自分の道を歩んでいきたいと思いますおねがい