樹が龍に

苔が生い茂る広大な土地の一角に小高い丘があり、そこに神社があるらしいので「よいしょ」と一段高くなっている塀をまたいで上ると、倒木の前に出た

私はどうやら誰かと旅に出ているようである

そしてその倒木の根っこは、なだらかな斜面のように横に大きく広がり、まだしっかりと大地に繋がっている

様子を窺っていると、私のすぐ後ろから「あっ!」と何かに気が付いたかのような声が漏れ聞こえると同時に私もそれに気が付いた

実は…倒木は龍であり、根っこだと思っていた部分は龍の顔だったのである

しかも、気が付いた瞬間に優しい眼差しの瞳が出現してゆっくりと大きく開いたかと思ったらまたゆっくりと閉じ、まるで寝ているかのような穏やかな表情に見ているこちらが癒される

そして、まっすぐに伸びた太くて丈夫な幹の部分には、いつの間にか笑顔いっぱいではしゃぐおさげの少女が乗っていて、幹がうねり出して今にも動き出しそうに!

私は慌ててスマホのカメラ機能を作動させ、横向きで撮影しはじめると徐々に白い霧がかかって明るく白一色の世界が広がり

夢から覚めた…

皆さまは、最近見た夢を覚えていらっしゃいますか?

これは、5日の明け方に私が見た夢の内容

稀に今回のように鮮明に覚えていることがあり、ちょっと面白かったので残しておきたくて書きました

それにしても「誰と行き」「何の神社だったのか」…

夢の続きを見てみたいものです

今日のお題

さて、今日のお題です

皆さまだったら、この写真にどのような言葉を添えられますか?

みなみが添えた言葉

春はすぐそこ 私の花も咲かせよう

これは数日前の名月院の梅

ぷっくりと膨らんだ蕾が希望を蓄えて「今か今か」と花咲く時期を見計らっているみたいで目が離せなくなりました

北鎌倉周辺は、シジュウカラが「ツツッピー、ツツッピー♪」と鳴き、白や赤など梅の花が咲き始めて春の訪れを告げてくれているかのようです