あれ?
咲いちゃったけど
どうやら私たちだけみたい
春だと思ったのに
どうやら違ったみたい
これ、ホルモンの乱れらしいの
不時現象
花の開花などの生物季節現象が、通常の時期とは著しく異なる時期に発生することである。具体的には、ソメイヨシノが秋に咲いた、モンシロチョウが真冬に飛んでいた、などが該当する。
春咲きのサクラの場合は、以下の様な原因で、季節外れの開花(不時現象)が起こるとされている。開花に至る通常のプロセス
- 夏に、翌春開花予定の花芽を付ける。
- 葉で生成される成長抑制ホルモンの作用で、花芽は休眠状態に置かれる。
- 晩秋に落葉すると、成長抑制ホルモンの供給が無くり、また冬の寒さを合図として、花芽の休眠状態が解除される。
- 冬から春にかけて気温が上昇すると、花芽が蕾へと成長し、やがて開花する。
不時現象の場合
ウィキペディアより
- 強風・害虫・天候不順・塩害・猛暑・水不足などの要因で、夏のうちに落葉してしまうと、成長抑制ホルモンの供給不足となり、夏のうちに花芽の休眠状態が解除される。
- 秋の訪れなどで一度涼しくなった後に暑さのぶり返しが起こると、冬が訪れたのちに春が到来したと誤認し、花芽が蕾へと成長し、翌春を待たずに開花に至る。