こんにちは。
インディアンチャンピサージ(インド式ヘッドケア)の
日本校認定講師、みなみです
これは、ある友人の体験と気付きから生まれた物語。
”二つのおうちとアジサイ”をもらってから季節が巡ったある日、
この続編を手渡されました。
夏と秋と冬と春のアジサイ
ある女の人は小さなアジサイを大事に大事に育てていました
毎日お水をあげて大事に大事に育てていました
お水を忘れると、アジサイはグッタリしました
でもお水をあげると、アジサイはシャキンとしてくれました
「アジサイ、大事にするね」
向日葵の季節がやってきました
アジサイの花は枯れましたが、大きな葉っぱが青々と元気に太陽を浴びていました
金木犀の香りがする季節がやってきました
葉っぱの成長は止まりましたが、秋風に気持ち良さそうに揺らいでいました
ポインセチアが並ぶ季節がやってきました
葉っぱは全て落ちてしまい、ただの茶色い枝だけになってしまいました
「アジサイ、枯らしてしまった・・・」
そんな時、アジサイだらけの小道を通りました
一面のアジサイの木はどれも茶色いスカスカの木になっていました
それを見て気付きました
「私のアジサイだけじゃなかったんだ」
アジサイは、寒い冬を乗り切るため、花も葉っぱも全てを落として、茶色い枝だけになってしまう
そんな当たり前のことを改めて知りました
タンポポの咲く季節がやってくると、
アジサイの枝から芽が出ていることに気付きました
枯れてしまったように見えたけれど、
冬の間、新しい芽を作る準備をしていたのでしょう
冬の間、いっぱい休んで、元気を蓄えていたのでしょう
アジサイは季節に合わせて、とても上手に生きている気がしました
人は一年中、花を咲かせるため、葉を落とさないために毎日頑張っている気がしました
色々あってもいいと思いました
ずっと咲くのではなく、ずっと青々とした葉を持つのではなく、時には休んだりすることがあってもいいと
これからもこのアジサイと一緒に春夏秋冬を楽しみたいなと思うのでした
この二つの物語が必要な方の元に届き、何かの気付き、助けになると良いな
と思い、友人に許可を得てシェアさせて頂きました
自分を見つめ、今を受け入れていった幼馴染の心友に愛と感謝を捧げます。
いつもありがとうございます
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森の寛ぎサロンrainbowbird
みなみ